CONNECT歌舞伎町2023

CONNECT歌舞伎町
最終回

歌舞伎町は、再び音楽エンターテイメントの街に変貌する

歌舞伎町は、全国でもライブハウスが密集する特異な街。日本の音楽シーンの屋台骨を支えてきた新宿ロフトをはじめ、大小様々なスタイルを掲げるライブハウスが存在し、ネクストスターを夢見る若手バンドやアイドル、メジャーで活躍するベテランアーティストが毎日ライブパフォーマンスを繰り広げています。

「そんな歌舞伎町で、音楽フェスやったら面白いじゃないか!歌舞伎町の音楽エンターテイメントを、もっとアピールしよう!」
未来の歌舞伎町音楽シーンの、一層の発展を夢見たライブハウスが集結し、2014年10月にCONENCT歌舞伎町は誕生しました。

主催者は、街のライブハウスと地元の商店街振興組合。外部のプロモーター等を入れずに、参加ライブハウスが出演者ブッキングや企画・制作を行うという全国的にも珍しいこのサーキットフェス開催を通じて、街のライブハウスは横の繋がりを強くし、その思いは街全体に波及していきました。回を重ねる度に、地元飲食店の皆様からのご協力も増えてきました。

初回開催後は、諸事情や感染症拡大により開催を断念せざるを得ない年がありました。何度も存続の危機にあいながらも、「歌舞伎町音楽シーンの活性化」を念頭に置き、足掛け9年間活動を続け、これまでに5回の開催を果たし累計417組のアーティストにご出演を頂きました。

そんな歌舞伎町に、2023年「Zepp Shinjuku」がオープンするという、地元音楽エンタメ業に携わる者にとって嬉しいニュースが入りました。Zepp Shinjukuは、歌舞伎町、いや新宿地域内でも最大規模のライブハウスとなり、歌舞伎町の音楽シーンに更なる「厚み」と「選択肢」をもたらしてくれる事が期待されます。
歴史を紐解くと、70~80年代歌舞伎町はディスコの集積地域でした。90年代は新宿LIQUIDROOM、コマ劇場、CODE等の大箱エンタメ施設が盛況でした。そう、新宿歌舞伎町は、もとより音楽エンタメが得意な街なのです。
2023年は、歌舞伎町が再び「巨大な音楽エンタメの街」になるキッカケの年になるでしょう。

嬉しいニュースの一方、地元の音楽シーンを盛り上げる!という目標を掲げて開催を続けてきたCONNECT歌舞伎町の役目は、一旦終わる事を感じました。

CONNECT歌舞伎町は、2023年の開催をもって終了します。

今後は、今まで以上にこの街で音楽イベントが開催されるでしょう。私達は、これまで蓄積したノウハウを皆様と共有したり、サポートをさせて頂く事で未来の歌舞伎町の音楽シーン発展を見届けていきたいと考えています。

最終回は、Zepp Shinjukuを含む6ライブハウス、シネシティ広場野外ステージの計7会場でライブステージを作ります。
歌舞伎町を挙げての、新時代の幕開けをお祝いする、同時に最終回にふさわしいフェスにしたいと思っております。
ご期待頂くと共に、皆様からの一層のご支援を賜われれば大変幸いです。

CONNECT歌舞伎町実行委員会 実行委員長
歌舞伎町商店街振興組合 専務理事
柴本 新悟

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